旭化成 「中国未来の星デザインイノベーション大賞」を決定

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2018年10月31日

 旭化成はこのほど、中国インターナショナルファッションウィーク委員会と、中国インターナショナルファッションウィーク(北京コレクション)で、27日に「旭化成・中国未来の星デザインイノベーション大賞」の授賞式とファッションショーを開催したと発表した。

大賞を受賞した3氏らとの記念撮影01
大賞を受賞した3氏らとの記念撮影

 受賞者は李笑、梅茜茜、周嘉玉の3氏。北京飯店で、大賞授賞式と、受賞者3氏よる「ベンベルグ」を使用した「2019春夏ベンベルグコレクション」の発表が行われた。ファッションショーでは、同社のベンベルグをふんだんに使用したコレクションが披露され、会場に詰め掛けた約1000人の観客を魅了した。

 李氏は今回のコンテストを通して、日本の審査員からアドバイスをもらったことなどに対し「たいへん勉強になった」とコメント。梅氏はベンベルグについて勉強し使用できたこと、周氏も「ベンベルグという価値のある生地」に触れることができたことに対し、いずれも「うれしく思う」と述べている。

 ベンベルグはコットンリンターから生まれたキュプラ繊維のブランド名。世界のトップブランドで最高級裏地として採用されているだけでなく、高機能性とエコロジー性という素材特性を生かし、ファッション衣料のみならず、インナーウエアやスポーツウエア、寝装分野など、様々な用途分野で製品化されている。同社は1931年から製造を開始し、現在では世界で唯一の製造販売者となっている。

 一方、北京コレクションは1997年から毎年3月(秋冬シーズン)と10月(春夏シーズン)の年2回、北京で開催されている中国を代表するファッションショー。昨年、20周年を迎え、これまで国内外デザイナーによる1200回以上のコレクションが行われ、3300人を超えるデザイナーとモデルが参加している。

 同社は受賞学生に対してベンベルグの生地を提供し、日本での研修の場を設けるなど、さまざまな支援を行い、未来のファッションエリートの養成に寄与するとともに、モノづくりの側面から中国ファッション業界に長期的な貢献を果たすことを目指している。

東レ 新キャンペーンガールに松田紗和さんを起用

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2018年10月31日

「2019東レキャンペーンガール」に起用された松田紗和さん01
「2019東レキャンペーンガール」に起用された松田紗和さん

 東レは30日、「2019年東レキャンペーンガール」として、松田紗和さんの起用を発表した。

 来年10月までの1年間、東レの高機能水着素材をはじめとする、様々な先端素材や製品のプロモーション、事業活動のPR、社内行事へのゲスト出演など、社内外に向けたコミュニケーション活動を担う、シンボル的な存在として活動する。

 発表会見で、幼方聡子宣伝室長は「松田さんは今回のオーディションで、最初からすごく目立つ存在だった。今年度の『東レキャンペーンガール』としてのスタイルの美しさ、トレンドに対する意識の高さ、将来性・話題性・上品・清楚・バイタリティ・知性などを選考ポイントとしたが、どの点についても全く申し分なかった」と選考理由を説明した。

住友化学 「国連グローバル・コンパクト・リード企業」に認定

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2018年10月31日

 住友化学はこのほど、ニューヨークの国連本部で9月に開催された「国連グローバル・コンパクト(UNGC)・リーダーズ・サミット2018」で、同社グループとして「国連グローバル・コンパクト・リード企業」に認定されたと発表した。

 同社グループのUNGCへの継続的な関与と、UNGCが定める四分野(人権・労働・環境・腐敗防止)10原則を遵守した事業活動が評価されたもの。

 リードの認定基準について①少なくとも二つのUNGCアクションプラットフォームに参加し、UNGC活動に継続的に関与するとともに、十原則とグローバル目標に沿ったリーダーシップを明確に示し、実践すること②10原則の取り組みの進捗状況詳細について、年次サステナビリティレポートを毎年提出すること―が示されている

 。同社グループは2005年1月に日本の化学会社として初めてUNGCに加盟し、11年からはUNGCリードの発足メンバーとして活動に参画してきた。今年は、アクションプラットフォームの「Breakthrough Innovation for the SDGs」と「Pathways to Low-Carbon and Resilient Development」に参加している。

 UNGCは、各企業・団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みで、1万3000以上の企業・団体が署名している。

 UNGCに対するリード企業の関与をより一層促すため、UNGCは今年、リード企業認定基準をより明確にし、その結果、世界で34社(うち日本の企業は同社を含めて2社)がリード企業に認定された。

日本触媒 所属プロゴルファーのささき選手が今季2勝目

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2018年10月30日

 日本触媒は29日、同社所属プロゴルファーのささきしょうこ選手が、26~28日に埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで行われた国内女子公式ゴルフツアー「樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント」で、通算12アンダー、204で優勝したと発表した。

 5~7日に開催された「スタンレーレディスゴルフトーナメント」に続き、今季2勝目、通算3勝目。

 ささき選手は「年初の『今期2勝』という目標を達成できてとても嬉しい。シーズンも終盤、残り試合もあとわずかだが、ここで満足せずに残り試合でも優勝できるように頑張りたい」と述べている。

出光興産 徳山事業所で高効率型ナフサ分解炉導入し省エネを推進

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2018年10月30日

 出光興産は29日、徳山事業所(山口県周南市)で、高効率型ナフサ分解炉を導入し、省エネルギーを推進すると発表した。エチレン製造装置内にある旧型のナフサ分解炉2基を停止し、新設する高効率ナフサ分解炉1基へ置き換える。

 高効率ナフサ分解炉は原料を短時間で熱分解することで、エチレンの得率を高め、熱効率を向上させる。これにより、従来の分解炉によるエチレン生産時に比べ、約30%の省エネ効果が発揮できる。9月に着工しており、工事終了は2020年12月を予定している。

 ナフサは粗製ガソリンとも呼ばれる石油製品の1つ。分解炉を経由し熱分解することで、エチレンやプロピレンなどといった石油化学製品の基礎原料となる。

 同社は第5次中期経営計画で、装置の高効率化によるコスト競争力の強化を掲げており、その一環として今回の工事を行うことにした。

 なお、この取り組みは工場の省エネ化を支援する、経済産業省の今年度の「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」に採択されている。

JNC 熊本県の自社保有水力発電所を大規模改修へ

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2018年10月30日

 JNCは29日、熊本県球磨郡五木村に保有する頭地発電所の大規模改修工事を実施すると発表した。

 同社グループは、先端化学企業として液晶材料や有機EL材料の研究開発・製造販売を基幹事業とする一方、環境・エネルギー分野も重要な事業ドメインと位置付けている。

 国内に13カ所の水力発電所(最大出力合計9万4600kW)、4カ所の太陽光発電所(同1万6000kW)を保有し、再生可能エネルギーによる発電事業に注力。同社の水力発電所は、長期計画に基づく老朽対策により、その発電能力を維持してきた。

 クリーンエネルギーに対する社会的要請が高まる中、同社は発電能力の増強と電力の安定供給を実現するため、水力発電所の改修を順次進めている。

 今回、すでに工事を決定した10カ所の発電所に続き、頭地発電所についても大規模改修工事の実施を決定。来月に設計着手し、2022年4月に営業運転を開始する予定だ。

 頭地発電所は竣工から90年を迎える。水車・発電機の最適化を図ったところ、最大出力を下げることとなったが、機器の高効率化により年間発電量は増大する見込み。工事に際しては、環境と安全に十分配慮する。

 水力発電はCO2排出量が少なく、環境に優しい貴重な純国産のエネルギー。同社は、これまで培ってきた発電技術を生かし、自然環境、地域社会に配慮した事業活動を行い、将来にわたり安定したエネルギーの供給で社会に貢献していく。

出光興産 徳山事業所でバイオマス発電の事業化を検討

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2018年10月30日

 出光興産は29日、徳山事業所(山口県周南市)でバイオマス発電所の事業化検討を開始したと発表した。製油所跡地と既存の地域インフラを利用する。

 営業運転開始は2022年度内の予定。発電出力は5万kW。年間発電規模は約10万世帯分の電力に相当する3億6000万kWh。燃料使用量は年約23万t。

 発電出力が大きいことから、営業運転開始後は燃料として再生可能エネルギーである、輸入木質ペレットとパーム椰子殻を使用する。中長期的には間伐材や製材端材など、国産材へのシフトを進める予定だ。

 これにより、環境保全に配慮した持続可能な森林づくりと林業再生、地域振興、循環型経済の構築と発展を目指す。CO2削減量は約23∼30万t/年を見込んでいる。

 徳山事業所は1957年に出光初の製油所として操業を開始。57年後の2014年3月に、エネルギー供給構造高度化法に伴い運転を停止し、現在は化学事業の主力拠点として、競争力強化に向けた取り組みを実施している。

 同社ではエネルギーを取り巻く環境変化を踏まえ、エネルギー源の多様化とベストミックスの構築により、日本のエネルギーセキュリティへの貢献と、再生可能エネルギー事業を推進していく。

昭和電工 横浜市の研究開発拠点事業で優先交渉権を取得

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2018年10月30日

 昭和電工は29日、横浜市が公募した「京浜臨海部守屋・恵比須地区研究開発拠点施設整備・運営等事業」の優先交渉権者に選定されたと発表した。

 同社は、1933年に日本アルミナ工業所が操業を開始して以降、セラミックス事業の基幹拠点として、横浜市で長年事業運営を行ってきた。現在はリチウムイオン電池などの先端電池材料や放熱材の開発、エンジニアリング機能など、多岐にわたる事業を同市内で展開している。

 今回公募があった守屋・恵比須地区(横浜市神奈川区)は、JR新子安駅・京急新子安駅から徒歩圏内で、高速インターチェンジからも近く、国内だけでなく海外からのアクセスも良好なエリア。

 昭和電工は今回の事業で、同地区の立地特性を生かし、昭和電工グループのグローバルでの研究開発拠点を開設するとともに、国内外の多様な人材が集う融合の場を構築する計画だ。

 今後については、11月から来年夏ごろに基本協定などを締結し、2022年春ごろに供用を開始する予定で、事業の詳細内容については改めて公表する。

三菱ケミHD 気候関連財務情報開示タスクフォースの最終提言を支持

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2018年10月30日

 三菱ケミカルホールディングスは29日、金融安定理事会(FSB)が設置した気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の最終提言への支持を決定したと発表した。

 FSBは世界主要国・地域の中央銀行、財務省、金融規制当局などの代表が参加する国際機関。TCFDは気候関連のリスクと機会が財務にもたらす影響に関する、企業による投資家への適切な開示を促すことを目的として、昨年6月に自主的な情報開示のあり方に関する提言を公表した。

 同社グループはKAITEKI実現をビジョンに据え、環境・社会課題の解決への貢献を目指し、環境負荷軽減や省エネルギー活動の推進、再生可能エネルギー利用の推進、GHG(温室効果ガス)排出削減に貢献する製品群の拡充に取り組んできた。

 今後、TCFDの最終提言を踏まえ、これらの取り組みの充実化とともに、関連する情報開示を拡充し、企業価値向上に努めていく。なお、同社はKAITEKIを「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」と定義している。

三井化学・ちとせグループ 2つのバイオ技術を共同で事業化

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2018年10月30日

 三井化学とバイオベンチャー企業群の〝ちとせグループ〟は、「事業と人」を同時に育成する新たなオープンイノベーションの取り組みとして、両社の技術シーズを元に共同で事業開発を行う「0to1(ゼロ・トゥ・ワン)プロジェクト」を開始した。

(左から)ティエラポニカ・有富グレディ社長、三井化学・福田伸常務、ちとせグループ・藤田朋宏CEO、植物ルネサンス・秀﨑友則社長
(左から)ティエラポニカ・有富グレディ社長、三井化学・福田伸常務、ちとせグループ・藤田朋宏CEO、植物ルネサンス・秀﨑友則社長

 29日に都内で行われた両社の会見で、三井化学の植物細胞培養技術と、ちとせグループの微生物活躍型栽培技術をそれぞれ事業化するため、両社はバイオ系新会社「植物ルネサンス」(今年6月設立:秀﨑友則社長)と「ティエラポニカ」(同7月設立:有富グレディ社長)を設立したことを公表した。

 両新会社は、三井化学社員を各社の代表として受け入れ、ちとせグループの100%子会社として立ち上げた。ちとせグループは今後、同グループの人材を新社に派遣するなどして、これまでの知見を生かし2つの新社の事業を軌道に乗せることを目指す。

 三井化学・研究開発本部長の福田伸常務執行役員によると、同社に欠けていた「事業化」への取り組みを大きく加速させる狙いがある。「21世紀になって産業の構造が劇的に変化していく中で、次世代の新事業を育成していかなければいけない」(福田常務)とし、素材メーカーという立場からモノを先に作って後から用途を探す、という従来の手法からの転換を図っていきたい考えだ。

 一方、ちとせグループにとっては、同グループが得意とするバイオ関連事業の事業化を、保有する技術や知見を最大限に利用して行うことができる。ちとせグループ・最高経営責任者の藤田朋宏氏が重要視するのは、「事業化のスピード感」だ。新しいアイデアが出れば、すぐに企業に対しプレゼンを行うなど、モノづくりに先行してアイデアを売り込む。

 極端な話、社内での「会議や打ち合わせの時間がもったいない」という藤田氏によれば、アイデアに足りないものは先方と議論の中で補足していく、もしくは条件が合わなければ他社への提案に切り替えるという。なお、2つの新会社で行うプロジェクトは、2021年3月までの3年間を区切りとしている。

 ちとせグループの藤田氏は3年後について、「最低限の目標として『ゼロをイチ』にする。つまり黒字化し事業を継続的に行える状態にし、確実に利益を出すことを目標にやっていく」との見通しを示した。