昭和電工の1-3月期 事業環境の大幅改善で増収増益

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2021年5月14日

 昭和電工は13日、2021年12月期第1四半期(1-3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比98%増の3397億円、営業利益8.4倍の208億円、経常利益7.8倍の251億円、純利益92%増の52億円となった。

 オンライン会見において竹内元治常務執行役員CFOは、「昭和電工マテリアルズが新規連結となり大幅な増収増益となった。ただすべてのセグメントで業績が回復したことも大きい」と総括した。

 セグメント別で見ると、

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デンカの3月期 減収の中で営業利益は過去最高を更新

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2021年5月14日

 デンカは12日、2021年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比7%減の3544億円、営業利益は10%増の347億円、経常利益は7%増の321億円、純利益は微増の228億円の減収増益となった。

 オンライン会見において今井俊夫社長は「新型コロナ影響によりクロロプレンゴム(CR)などの販売数量が大幅に減少したが、電子・先端プロダクツ製品やヘルスケア分野の新製品が大きく寄与し、過去最高の営業利益を達成した。スペシャリティー化推進の効果だ」と説明した。

 セグメント別では、

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旭化成の3月期 ヘルスケア領域が好調で収益は前期並み

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2021年5月14日

 旭化成は13日、2021年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比2%減の2兆1061億円、営業利益3%減の1718億円、経常利益3%減の1780億円、純利益23%減の798億円となった。

 オンライン会見において、工藤幸四郎常務執行役員は、「マテリアルと住宅のマイナスをヘルスケアで挽回し、ほぼ前期並みの業績となった。純利益はベロキシスの組織再編に伴う税金費用を先行的に計上したことで減益となった」と総括した。なお半導体工場(宮崎県延岡市)で発生した火災では、特別損失223億円を計上している。

 セグメント別に見ると、

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星光PMC 1-3月期決算(13日)

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2021年5月14日

[星光PMC/1―3月期決算](13日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高7,511(13.6%)、営業利益963(62.5%)、経常利益1,054(77.7%)、純利益700(79.3%)。

ADEKA 3月期決算(13日)

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2021年5月14日

[ADEKA/3月期決算](13日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高327,080(7.5%)、営業利益28,979(28.7%)、経常利益29,270(33.2%)、純利益16,419(7.9%)。

カネカ 3月期決算(13日)

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2021年5月14日

[カネカ/3月期決算](13日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高577,426(▲4.0%)、営業利益27,544(5.9%)、経常利益22,066(9.4%)、純利益15,831(13.1%)。

クラレの1-3月期 主要製品の販売回復で増収増益に

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2021年5月13日

 クラレは12日、2021年度第1四半期(1-3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比6%増の1444億円、営業利益40%増の168億円、経常利益44%増の163億円、純利益21%減の53億円となった。なお米国寒波影響に関する特別損失30億円を計上している。

 セグメント別に見ると、ビニルアセテートセグメントは増収増益。ポバール樹脂は、世界的に需要回復が進み販売量が増加したが、米国寒波影響を受けた。光学用ポバールフィルムは、大型ディスプレイ向けを中心とした液晶パネルの需要増により好調に推移。PVBフィルムは建築向け、自動車向けとも販売量が増加した。水溶性ポバールフィルムは巣ごもり需要を背景に個包装洗剤用途で販売が拡大した。エバールは、食品包材用途の販売量は堅調に推移し、ガソリンタンク用途も需要が回復したが米国寒波影響を受けた。

 イソプレンセグメントは増収減益。イソプレン関連は、ファインケミカル、熱可塑性エラストマーともに、主に中国、アジアで需要が回復基調となり販売量が増加したが、原燃料高の影響を受けた。耐熱性ポリアミド樹脂は、電気・電子デバイス向け、自動車向けとも需要伸び販売が好調だった。

 機能材料セグメントは減収減益。メタクリルは、飛沫飛散防止用仕切板やディスプレイ向けの販売が増えた一方、看板向けなどは低調となった。メディカルは、歯科材料において主に欧米で販売が好調に推移。環境ソリューションは工業用途を中心に出荷が減少した。

 繊維セグメントは減収減益。人工皮革「クラリーノ」は、アジアや欧州で需要回復が見られた。繊維資材は、ビニロンの需要は回復基調となったが前年同期の販売を下回った。

 トレーディングは増収増益。繊維関連事業は、スポーツ衣料用途が伸び悩んだが、樹脂・化成品関連事業は、国内および中国を含むアジアにおいて販売が順調だった。

 なお同日、上期(1-6月期)の業績予想の修正を発表。第1四半期において、主力用途である自動車、ディスプレイ、電子・電気デバイスなどの需要が伸びたことを受け、ビニルアセテートとイソプレンは当初想定より出荷が増加し、第2四半期においても需要が堅調に推移することを見込む。これを踏まえ上期予想について、売上高2900億円(前回予想比100億円増)、営業利益300億円(同50億円増)、経常利益290億円(同65億円増)に上方修正した。なお、通期業績予想は据え置いている。

 

デンカ 3月期決算(12日)

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2021年5月13日

[デンカ/3月期決算](12日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高354,391(▲6.9%)、営業利益34,729(9.9%)、経常利益32,143(7.0%)、純利益22,785(0.4%)。

クレハの3月期 PGA事業の減損処理が響き減益に

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2021年5月13日

 クレハは12日、2021年3月期の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年比2%増の1446億円、営業利益4%減の173億円、純利益2%減の135億円となった。野田義夫取締役常務執行役員は「前年度はコロナ禍で厳しいスタートとなったが、下期以降は回復傾向となったことに加え、原燃料価格の低下や販管費の減少によりセグメント別営業利益は前年を上回った。ただ、

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