旭化成 アクリル樹脂を4月1日出荷分から値上げ

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2019年3月29日

 旭化成は27日、アクリル樹脂「デルペット」「デルパウダ」全品種を、4月1日出荷分から「30円/kg」値上げすると発表した。

 物流費などの高騰に加え、設備の維持更新や品質管理のための費用増加により、自助努力の対応のみでは顧客の要望に応える研究・開発・分析や、安定供給を維持することが困難な状況となっているため、同社では価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

 

JXTGエネルギー 3月のベンゼンACPを625ドル/tで決着

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2019年3月5日

  JXTGエネルギーはこのほど、3月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を625ドル/tで決着したと発表した。

 2月のアジア域内ベンゼン市況は、原油価格に連動して上昇した。こうした市場環境を反映し、3月の契約価格は前月比55ドル/t高で決着した。なお、国内価格換算想定値はキロ74.5円。

 

昭和電工 グリシンの値上げで原材料などの高騰に対応

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2019年3月4日

 昭和電工は1日、アミノ酸の一種で主に食品添加物として使われるグリシンの価格を3月18日納入分から値上げすると発表した。改定幅は30円以上/kg。

 グリシンは、さわやかな甘みがあり、主に食品の日持ち向上、うまみの増進や苦みの抑制のために幅広く使われている。昨今の原材料、諸資材や物流諸費用の高騰に加え、安定生産のための設備維持の更新や品質管理のための費用増加により、自助努力の対応のみでは製品価格やサービスの水準を維持するのは困難な状況にある。同社は、今後も同製品の安定供給を維持していくため、価格改定を決定した。

 

旭化成 HDI系イソシアネートの値上げを3月から実施

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2019年2月15日

 旭化成は14日、HDI系イソシアネート「デュラネート」全製品を3月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内が50円/kg、海外が50セント/kg、それぞれ現行価格から引き上げる。

 同社の事業環境は、原料価格や物流費などの高騰を受け、採算的に極めて厳しい状況にある。こうした中、自助努力による製造コスト低減を図ってきたが、今後も安定供給を継続させるために、価格改定の実施を決めた。

 

東海カーボン 二輪車用焼結摩擦材製品を10%値上げ

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2019年2月12日

 東海カーボンは8日、二輪車用焼結摩擦材製品の販売価格を、4月1日納入分から値上げすると発表した。値上げ幅は一律10%。

 労務費の上昇に伴い、同製品の生産コストが以前に比べ大幅に増加している。同社では今後の安定供給継続のため、価格改定を行うことにした。

 

JXTGエネルギー 2月のベンゼンACPは570ドルで決着

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2019年2月5日

 JXTGエネルギーはこのほど、2月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を570ドル/tで決着したと発表した。

 1月のアジア域内ベンゼン市況は、原油価格の反転を受け上昇した。こうした市場環境を反映し、2月の契約価格は前月比35ドル/t高で決着した。なお、国内価格換算想定値はキロ67.2円/kg。

クレハ フッ化ビニリデン樹脂を3月から10%値上げ

2019年2月5日

 クレハは4日、同社が製造・販売するフッ化ビニリデン樹脂「KFポリマー」を、3月1日出荷分から値上げすると発表した。値上げ幅は現行販売価格に対し10%増。

 フッ化ビニリデン樹脂は、フッ素樹脂としての優れた性質と、汎用樹脂並みの成型加工性を持つバランスのとれたエンジニアリング・プラスチック。リチウムイオン二次電池(LIB)用バインダーや水処理膜、釣糸、プラント用パイプ・バルブなど、さまざまな分野で使われている。

 クレハのKFポリマーは、LIB用バインダー向けの販売が伸長している一方で、原材料費や物流費の上昇による収益への影響が顕在化してきている。

 こうしたことから、自助努力のみではコスト上昇分の吸収が困難な状況になっており、今後も安定的な製品供給を継続していくため、同社では販売価格を改定することになった。

ダウ・ケミカル日本 イオン交換樹脂製品を20%値上げ

2019年1月22日

 ダウ・ケミカル日本は21日、イオン交換樹脂と合成吸着剤製品を2月1日出荷分から各々「20%」値上げすると発表した。対象製品は「アンバーライト」「デュオライト」「ダウエックス」など。

 主要材料や副資材、物流・ユーティリティコストの急騰に加え、安定供給のための継続的な設備投資や環境規制への対策費用が大幅に拡大している。こうしたコストの上昇は、同社が自助努力で吸収できる範囲を超えており、今後の解消も見込まれないため、今回の値上げ実施を決定した。

 

デンカ アルミナセメントを3月1日出荷分から値上げ

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2019年1月15日

 デンカは11日、アルミナセメントを3月1日出荷分から値上げすると発表した。値上げ幅は「ハイアルミナセメントスーパー」と「ハイアルミナセメントハイ」が24円/kg、「アルミナセメント1号」が15円/kg。

 アルミナセメント事業については、製造・その他諸経費の削減など、徹底した合理化に努めている。しかし、主要原料であるアルミナとボーキサイトの価格上昇に加え、安定供給のための製造設備の維持・更新費用が増大している。

 このような状況のもと、同社ではアルミナセメントの安定供給と事業の維持継続を目的に、価格改定を実施することにした。

JXTGエネルギー 1月のベンゼンACPは535ドルで決着

2019年1月8日

 JXTGエネルギーは7日、1月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を535ドル/tで決着したと発表した。

 12月のアジア域内ベンゼン市況は、11月同様、続落した原油価格に連動して下落した。こうした市場環境を反映し、1月契約価格は前月比125ドル/t安で決着した。

 なお、国内価格換算想定値は65.0円/kg。