ナフサやベンゼン価格が上昇、早期決着が急務に
ポリスチレン(PS)メーカー3社の原料高に対応した値上げが出揃い、ユーザーとの値上げ交渉が本格化している。今回、各社によって値上げの時期や幅に違いが見られており、決着の行方が注目される。
PS価格は、
2023年12月7日
2023年12月7日
2023年12月6日
2023年12月5日
2023年11月27日
2023年11月20日
2023年11月20日
東洋紡は17日、包装用フィルム製品の一部を12月11日出荷分から値上げする、と発表した。対象製品と値上げ幅は以下のとおり。
二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE)はそれぞれ「連300円(20㎛換算)」、二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)が「連300円(12㎛換算)」、二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)が「連500円(15㎛換算)」、熱収縮ポリエステルフィルム「スペースクリーン」が「連750円(30㎛換算)」。また、透明蒸着フィルム「エコシアール」については、PETベース(コート無し)が「連300円(12㎛換算)」、PETベース(コート有)が「連500円(12㎛換算)」、ONYベース(コート無し)が「連500円(15㎛換算)」、ONYベース(コート有)が「連700円(15㎛換算)」。
昨今の原油・ナフサ価格の高騰や高止まりによる原燃料費の上昇に加え、円安影響を受けた副資材費なども上昇しており、生産設備維持費などと合わせて、包装用フィルム製品の製造費を押し上げている。こうした状況下、同社では徹底したコスト削減に努めてきたが、現在の価格体系では顧客への安定的な製品供給が困難と判断し、価格改定を決めた。
2023年11月7日
2023年11月6日
2023年11月6日