東ソー CO2分離膜モジュール実用化、NEDOに採択

, , , , , ,

2024年8月29日

 東ソーは28日、京都工芸繊維大学、東京工業大学、および再委託先であるキッツマイクロフィルター、東京農工大学と、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトに共同提案した、「革新的CO2分離膜モジュールによる効率的CO2分離回収プロセスの実用化検討」が採択されたと発表した。委託期間は2024年5月~2026年3月まで。

NEDOプロジェクトに採択された「CO2分離回収プロセス」

 火力発電所や

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

東京農工大など セラミックスの三次元ミクロ構造モデル

, , , ,

2024年3月19日

 東京農工大学と九州大学はこのほど、人工知能(AI)の手法の1つである深層学習を活用し、電子顕微鏡の画像からセラミックス材料の高精度3次元ミクロ構造をモデル化することに成功した。

AIによるセラミック3次元構造のモデル化

 AI技術を駆使して材料の研究開発を行うには、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

出光興産 農工大と次世代営農型太陽光発電で共同研究

, , , ,

2023年9月13日

 出光興産は東京農工大学とともに、次世代営農型太陽光発電設備の下部にある水田を活用したイネの生育・収穫量の評価と品質向上を目的に、このほど共同研究を開始した。研究期間は2024年6月までを予定しており、1年目の結果を見て延長を判断する。

農作物への太陽光照射を優先してパネルが動く次世代営農型太陽光発電設備下部の水田で行う評価の様子

 営農型太陽光発電とは、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三菱ケミカルグループ 共同研究体の水処理技術、国交省事業に採択

, , ,

2023年4月18日

 三菱ケミカルグループは17日、クボタ、東京農工大学との共同研究体が提案した下水処理技術が、国土交通省「令和5年度下水道革新的技術実証事業」(B‐DASHプロジェクト)に採択されたと発表した。

ガス透過膜を用いたMABRによる下水道水処理システムの概要

 同プロジェクトは、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

北大など マイクロプラ添加剤が魚類に蓄積、世界初実証

, , , , , , ,

2022年12月23日

 北海道大学大学院環境科学院、東京農工大学らの研究グループはこのほど、魚類がマイクロプラスチックの摂取を通じて、プラスチック製品に含まれる添加剤を筋肉や肝臓などの体組織に取り込み蓄積することを、世界で初めて実証した。

マイクロプラスチックが食物連鎖を通して添加物を魚類に運ぶメカニズム

 添加剤は、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

中越パルプ工業 CNFの再生プラ、農工大に寄附講座を設置

, , ,

2022年8月1日

 中越パルプ工業はこのほど、東京農工大学に寄附講座を開設し、循環型資源であるセルロースナノファイバー(CNF)を用い、新たなプラスチック再生技術の社会実装を目的とした取り組みを開始したと発表した。

 石油由来のプラスチックを使用後に回収し、 “中越パルプ工業 CNFの再生プラ、農工大に寄附講座を設置” の続きを読む

JNC コロナを迅速かつ高感度に検出する技術を共同開発

, ,

2020年11月25日

 JNCと東京農工大学は24日、共同開発した迅速-高感度免疫診断技術AptⅠa(アプティア)法を活用し、新型コロナウイルス(S抗原タンパク質)の迅速‐高感度検出に成功したと発表した。

 アプティア法では、JNCの特許技術である熱応答性磁性ナノ粒子「Therma-Max(サーマ・マックス)」と東京農工大の池袋一典教授が開発した抗原認識試薬(DNAアプタマー)を検体と混ぜ合わせることで、安価(抗体利用時の2分の1~10分の1程度)で短時間(ELISA法の2分の1~3分の1程度)かつ高感度(ELISA法の1~10倍程度)に抗原を検出(濁度)することが可能となる。

 従来の抗原検査キットでは抗原認識試薬(抗体)が2種類必要だったが、アプティア法では1種類のDNAアプタマーで抗原を検出できるという特徴がある。さらに、インフルエンザウイルスに結合するDNAアプタマーを併用することで、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時検出も実現。計測には濁度計を使用するためモバイル化も可能だ。

 DNAアプタマーはモノクローナル抗体と異なり、迅速な分子設計と人工合成が可能であるため、変異を繰り返す新型コロナへの対応(診断)も見込まれる。またアプティア法とJNCの特許技術であるペーパークロマト法を組み合わせることで、唾液を使った新型コロナの簡易抗原検査キット(目視判定)への応用も期待される。

 今後は実用化に向けて、診断薬メーカーをはじめとする共同研究先を広く募集し、商品化を目指していく方針だ。新型コロナの簡易検査を巡っては、多岐にわたる業種やアカデミアから数多くの新技術開発が発表され、磁性ナノ粒子を使う簡易検査法では、日本大学から「SATIC」法という新たな診断法が発表されている。

 なお、アプティア法で利用する「サーマ・マックス」は、JNCと神戸大学による産学連携の研究成果から製品化された。

AptIa法による 抗原検出の原理
AptIa法による 抗原検出の原理