近畿大学など 温暖化による殺虫剤の生態リスクを解明

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2023年12月19日

 近畿大学大学院農学研究科の早坂大亮(はやさか・だいすけ)准教授らの研究グループは、国立環境研究所、弘前大学などと共同で、水田の水温上昇により、生息するトンボ類の幼虫が受ける殺虫剤の影響が強くなり、個体数が大幅に減少することを世界で初めて解明した。同研究成果は、今後温暖化が進行する中で、生物多様性に配慮した農業生産のあり方を検討する際に重要な知見となるとみられる。

水温上昇下での殺虫剤施用は生態リスクを高める。生物多様性に配慮した農業生産のあり方など、温暖化対策を検討する上で重要な知見となることが期待される

 研究グループは、水田環境を

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旭化成 AIN系UWBG、pn接合で理想的特性を実現

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2023年12月18日

 旭化成と名古屋大学未来材料・システム研究所(須田淳教授、天野浩教授)の研究グループはこのほど、次世代半導体材料として期待される窒化アルミニウム(AlN)系材料において、理想的な特性を示すpn接合を作製することに世界で初めて成功したと発表した。

2インチ 窒化アルミ単結晶基板(AlNウェハー)

 pn接合は

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NEDO メタサーフェス反射板、評価装置を開発

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2023年12月15日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先導研究(委託)」事業において、産業技術総合研究所(産総研)、TDK、大阪大学の3者が、メタサーフェス反射板のテラヘルツ帯評価装置を開発したと発表した。

反射板テラヘルツ帯評価装置

 テラヘルツ帯を

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マイクロ波化学 マイクロ波を用いた鉄鉱石還元に成功

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2023年12月15日

 マイクロ波化学はこのほど、ラボスケールでマイクロ波を用いた鉄鉱石から鉄への還元に成功したと発表した。今後、技術の確立を進め、事業パートナーを募る。

ラボでのマイクロ波による鉄鉱石の還元

 鉄鋼業界は

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産総研 多様な極性の有機汚染物質を一度に分離・除去

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2023年12月14日

 産業技術総合研究所(産総研)とゼロエミッション国際共同センター、京都大学はこのほど、多様な極性をもつ微量の医薬品・生活関連有機汚染物質(PPCPs)を高効率に分離・除去できる新しい酸化グラフェン(GO)膜技術を開発した。

酸化グラフェン膜の概念図

 世界的な水問題に対し、

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ダイセルと金沢大学 可視光でCO2をCOに光還元

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2023年12月14日

 ダイセルと金沢大学の共同研究グループはこのほど、爆轟(ばくごう)法で合成したナノダイヤモンドを基軸にした固体触媒を開発し、可視光の照射で生成する電子によりCO2をCOへ還元させることに成功した。

可視光でCO2をCOに光還元

 太陽光に6%程度

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積水化学工業 メタバース空間に住宅展示場、幅広い層を開拓

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2023年12月13日

 積水化学工業はこのほど、同社として初めてメタバース空間内に住宅展示場を開設したと発表した。

メタバース展示場のエントランスイメージ

 同社は成長戦略の1つとして、

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三井化学 ARグラス市場拡大に向け光学樹脂ウエハ開発

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2023年12月12日

 三井化学は11日、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)市場の拡大に向けて、ARグラスに使われるウェーブガイド(光導波路)用途の光学樹脂ウエハ「Diffrar(ディフラ)」を開発したと発表した。

左の写真は、光学樹脂ウエハ「Diffrar(ディフラ)」。左から、3インチ、6インチ、8インチ。右は開発品のロゴ

 「ディフラ」は、1.67以上の高屈折率、

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NEDO 既存インフラを活用する大容量光伝送技術開発

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2023年12月11日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の一環で光伝送の大容量化に取り組む富士通とKDDI総合研究所が、既設光ファイバーを使った大容量マルチバンド波長多重伝送技術の開発に成功したと発表した。

開発した大容量マルチバンド波長多重伝送技術を適用したシステムのイメージ

 従来、中長距離の

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