中外製薬はこのほど、ヒト化抗ヒトIL‐6レセプターモノクローナル抗体「アクテムラ」について、新型コロナウイルスによる肺炎(酸素投与を要する患者限定)に対する適応追加の承認を厚生労働省より取得した。なお、昨年12月の適応拡大の申請から1カ月で承認されている。
奥田修社長CEOは「オミクロン株による新型コロナ感染の急拡大に伴い、
2022年2月18日
2022年2月2日
2021年12月27日
宇部興産は24日、第一三共との共同研究開発により創製した “宇部興産 抗血小板剤の効能効果など、一部変更承認を取得” の続きを読む
2021年12月23日
田辺三菱製薬はこのほど、連結子会社であるメディカゴ社(カナダ ケベック市)が、新型コロナウイルス感染症の予防を目指して開発している “田辺三菱 植物由来のコロナワクチン、カナダで承認申請” の続きを読む
2021年12月22日
旭化成メディカルは21日、米国エクステラ・メディカル・コーポレーションとの間で、医療機器であるアフィニティ血液フィルター「Seraph 100 Microbind」の “旭化成メディカル 米医療機器メーカーと日本での独占販売を契約” の続きを読む
2021年12月10日
中外製薬はこのほど、ヒト化抗ヒトIL‐6レセプターモノクローナル抗体「アクテムラ」(一般名:トシリズマブ)について、全身性コルチコステロイドの “中外製薬 アクテムラが重症コロナ治療薬として欧州で承認” の続きを読む
2021年12月9日
田辺三菱製薬はこのほど、連結子会社であるメディカゴ社(カナダ)が、新型コロナウイルス感染症の予防を目指して開発している植物由来のウイルス様粒子(VLP)ワクチンの第2/3相臨床試験の第3相パートにおいて “田辺三菱製薬 コロナワクチン試験、有効性と安全性を確認” の続きを読む
2021年11月18日
デンカはこのほど、心疾患リスクマーカーである「small,dense LDLコレステロール」(超悪玉コレステロール:sdLDL-C)の測定試薬「sLDL-EX『生研』」について、国内で初めて体外診断用医薬品としての製造販売承認を取得したと発表した。発売日が決まり次第、ホームページなどで医療関係者へ知らせる予定。
コレステロールは人の血液中に含まれる脂質の一種。肝臓のコレステロールを全身に運ぶ悪玉(LDL)と、血管内の余分なコレステロールを肝臓に回収する善玉(HDL)に分けられるが、LDLが増えすぎると血管内に余剰なコレステロールが蓄積する。
近年、悪玉コレステロール(LDL-C)の中でも超悪玉コレステロール(sdLDL-C)が特に動脈硬化を引き起こす原因になることが明らかとなり、心筋梗塞や狭心症といった心疾患発症リスクを血液検査で的確に評価するマーカー(目印)となっている。ただ、sdLDL-Cの測定には特殊な装置が必要であり、測定には数時間から数日を要していた。
こうした中、同社は、他の血液検査でも使用する汎用の自動分析装置に対応することで、簡便、安価、迅速(約10分間)にsdLDL-Cを測定する技術を2007年に世界で初めて開発。すでに海外展開を進めており、欧州では2009年にCEマーク(安全基準マーク)を取得。中国では2016年に戦略パートナーがBFDA(北京市食品薬品監督管理局)の承認を取得して販売を開始した。さらに米国では、デンカが2017年8月にFDA(米国食品医薬品局)の認可を取得し、翌年7月から「sLDL-EX〝SEIKEN〟」として販売している。
今回の国内での販売承認の取得により、日本では死因の第2位を占める心疾患の予防や医療費の抑制に寄与することが期待される。同社は今後も、同製品の各国での販売承認取得と普及を通じて、世界の人々の健康維持と疾病予防に貢献していく。
2021年11月17日
デンカは、今月8日に自主回収を発表した新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ-COVID19 Ag」について、使用者の安全を第一に考え、回収の対象範囲を拡大すると発表した。
今井俊夫社長は「先日に続く自主回収の決定により、製品をご使用いただいている皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けすることを深くお詫び申し上げます。このような事態を招いたことを猛省し、再発防止に向けて万全を期すべく、社長として陣頭指揮にあたる所存です」と述べている。
同社は同製品について、一部の使用部材の不良により、15分で判定するロットを対象として自主回収を判断。それ以降、8分で判定する製品についても加速試験などを行い調査していたが、一部ロット製品で偽陽性率が高まる兆候が見られたため、対象範囲を広げることを決定した。
2021年11月9日