三菱ケミカルは8日、ビスフェノールAについて今月19日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「67円/kg以上」。
国産ナフサ基準価格は、原油価格上昇の影響を受け騰勢を強めており、原料となるベンゼンの価格も同様に上昇している。さらに、このような状況に伴い、製品の製造にかかる用役費・副原料費などの諸経費も上昇を避けられない事態となっている。同社は、こうした原燃料価格などの上昇に伴う大幅なコストアップ分を、自助努力のみで対応することは困難と判断し、今回の値上げを決定した。
2021年4月9日
2021年4月8日
2021年4月8日
2021年4月8日
三菱エンジニアリングプラスチックスは7日、ポリカーボネート(PC)樹脂について、今月15日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、PC樹脂「ユーピロン」「ノバレックス」「ザンター」が国内「120円/kg以上」、海外「1.20USドル/kg以上」、PC/PBTアロイグレードが国内「150円/kg以上」、海外「1.50USドル/kg以上」となっている。
なお同社は昨年12月に、PC樹脂の値上げを発表している。新型コロナの懸念が続く中、ここ数カ月は経済環境も大きな変化を遂げており、PC樹脂の主原料であるビスフェノールAの価格もさらに高騰している。また製品に使用する副原料コストの上昇に加え、物流面でもグローバルで困難な状況が継続しており、ビジネスの展開が過去にない厳しさに直面している。こうした中、同社は、徹底したコスト削減を社内で進めてきたが、自助の合理化努力で吸収できる範囲を超えていることから、今回の再値上げを決定した。
2021年4月7日
2021年4月6日
宇部興産は5日、液体アンモニアおよび誘導品について、5月1日出荷分から値上げすると発表した。なお、液体アンモニアおよび誘導品の値上げ表明は、2018年4月以来となる。対象製品および改定幅は、液安(液体アンモニア)が「25円/kg」、安水(アンモニア水)が「7円/kg」、濃硝酸(98%)が「8円/kg」、希硝酸(62%、67・5%)が「8円/kg」、硝酸ソーダが「10円/kg」、硫安が「10円/kg」、高純度安水が「50円/kg」、高純度硝酸が「30円/kg」となっている。
原料価格の高騰、製造設備の維持更新コストの増大、専用ローリー・船舶などの物流費用の高騰など、厳しい事業環境が続いている。同社はこれらのコスト上昇を製品価格に転嫁し、採算を是正するため今回の値上げを決定した。
2021年4月5日
2021年4月5日
2021年4月5日
クラレは2日、ポリビニルアルコール(PVA)樹脂「クラレポバール」「エルバノール」、PVA系樹脂「エクセバール」「モビフレックス」について、今月5日出荷分から値上げすると発表した。4製品とも2月に続く再度の値上げとなる。地域別の改定幅は、国内向けが「25円/kg以上」、アジアパシフィック、北米、南米、中東、アフリカ向けは「0.25USドル/kg以上」、欧州向けは「0.2ユーロ/kg以上」となっている。
PVA樹脂の需給バランスが急速にタイト化する中、対象製品の各種コストの上昇は同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えてきている。こうした状況下、同社は採算改善を行い、安定供給を維持するために、今回の価格改定の実施を決めた。
2021年4月5日